体が不自由になって感じる惨めさ
骨折したので極力外出を控えています。
それでも出かけないといけない時があると、今の所必ず1度は危ない目か痛い目見てます。
雨上がりも怖いと知った10月。30分で着くらしいところを1時間たっても着かず、なんとか目的地の目の前まできて休憩中。途中滑って負傷した足ついてしまって、悲鳴あげて半泣きになった。うー惨め。
— さぬっふぃー (@sanuffy) October 3, 2017
この日、「松葉杖は家の中で移動するためのものであって、出かけるためのものじゃない」と心の底から学びました。
座って休んでいる時、体全体が骨折やら筋肉痛やらで痛いし、玉のような汗がぼたぼたと滴り落ちるし、痛いのより自分がすごく惨めに感じられて泣きそうでした。
嘘ついた、ちょっと泣いた。
体が不自由だから感じた温かさ
外に出た時は、必ず気にかけてくれる方がいました。
タクシー乗り場まで傘に入れてくれたおばさんがいたり、駅に着く直前におしゃべりしながら私も追い越していった女子高生が数歩戻ってきて、あとほんのちょっとだけど傘に入れてくれたり、ほっこりした1日でした。雨の日の松葉杖は怖すぎてもうやりたくないけど!
— さぬっふぃー (@sanuffy) October 2, 2017
ひとつ目のツイートの時だって、中年くらいのご夫婦が駆け寄ってきてくれました。
階段上るの失敗して膝着いた時は、目的地まで一緒についてきてくれるおばさんがいました。その人は反対方向に向かっていたのに。
骨折しなかったら味わうことはなかった惨めさもあるけど、骨折しなかったら味わえなかった感謝の気持ちもあることに気づきました。
もっと世間は冷たいと思ってたよ、正直。
エレベーターに先に乗った人が私に気づいて、「止めておくのでゆっくりでいいですよ!」と声をかけてくれたとかで、ありがたすぎてまた別の意味で泣きそうになりました。
やっと気づけた心の自由さ
昨日と今日は外に出てません。
午前中から(溜めすぎて恐ろしいことになっている)翻訳の仕事をやったり、文献読んだり。
お昼すぎにはジャズかボサノバ聴きながらお昼ご飯を食べて。
また翻訳やったり、文献読んだり。
考えたいことが浮かんできたら思いの向くままに考えて。
小腹が空いたらお菓子をつまんで。
こんなふうにブログ書いて。
骨折するまで忙しくて忘れてたけど、こんな生活がしたかったんだと感じています。
確かに足は怪我しています。一段段差を超えないといけないので、トイレに行くのも疲れるし怖いです。
でも、骨折する前よりも確実に心は自由です。
骨折しているからいろんなことが思うようにできません。
けど、骨折しているから何もできないわけではありません。
足に負担をかけないという前提の中なら、何やったっていいんです。
「ない」にフォーカスするのか、「ある」にフォーカスするのか。
使えるものはなんでも使って、負担になることを代わってもらい、やりたいことを手伝ってもらい、感謝の気持ちを忘れずにいたら、きっと療養生活はすごく楽しい。
楽しくても無理は禁物!
わーいお見舞い届いた(((o(*゚▽゚*)o))) pic.twitter.com/dRZSXbE1QF
— さぬっふぃー (@sanuffy) October 5, 2017
今日はほしい物リストからお見舞い送っていただけて、めっちゃ上機嫌。
ありがとうございました-(((o(*゚▽゚*)o)))
こんなに感謝の気持ちで満たされてたら、足が治る頃には心がこの上なく清らかになってそう!
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