映画「ベトナムの風に吹かれて」を見てきました。
ハノイで暮らす主人公、みさおが認知症を患った母をハノイに連れてきて、一緒に暮らすお話です。
爽やかな気持ちになれる、すてきな映画でした!なるべくネタバレは控えめに、この映画をみて考えたことをまとめます。
やりたいことを追いかけることへの葛藤
みさおは日本に戻って母の面倒を見るのではなく、母をベトナムに連れてくるという選択をします。
当然ながら、親族からは反対されます。
年老いた母に負担をかけているのではないかと悩む場面もあります。
このあたりは、現在進行形で「好き勝手」やってる自分としては、自分の将来をみているようでした…。
私は、親はもちろん、家族のことが大好きです。特に自分の好きなようにやらせてくれている親には、感謝しています。
自分がみさおと同じ場面になったらどうするか。しきりにそのことをずっと考えていました。
自分がやりたいことを全て投げ出すことはきっとできないでしょうから、やっぱり親を連れていくのかなぁ…。
そうでなくとも、今でもなにかあったらすぐに駆けつける覚悟はして方々飛び回ってます。
今の時代、地球の裏側でも2日あれば行けますからね。ベトナムなら6時間。
ベトナムの人たちの温かさ
映画のなかのベトナム語にはもちろん字幕が付いていますが、字幕がなくてもだいたいベトナム語はわかるので、
「あーこんなおっちゃんたちいるわ〜」とにやにやしながら楽しんでました笑
特にハノイの人たちは、一度仲良くなると、とことん世話してくれます。
ちょっと束縛が強い恋人みたいな勢いで笑
それが面倒なときもぶっちゃけないわけではないですが笑、それでも何にも代えがたいあの温かさに惹かれて、ベトナムにハマっちゃうんですよね。
9月に行ったばかりだけど、映画のなかに出てくるハノイの風景が懐かしく感じました…。
次はいつ行けるかな〜
ベトナム好きな人はもちろん、そうではない人にも、オススメです!
人の温かさを感じられる、心が温まる映画でした!