【読書記録】第一印象をいい意味で裏切られた感動ノンフィクション-バッタを倒しにアフリカへ 前野ウルド浩太郎・著

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知り合いから「これ面白いよ」と勧められて、近所の図書館で順番待ちすること2ヶ月。

順番回ってきたから読んだら、なにこれめっちゃ面白い!

ってことで、自分で買い直した1冊。

印象に残った部分をピックアップして紹介します。

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ウルド…?

まず表紙を見て(ビジュアルを抜いて)引っかかるのは著者名ですね。

日本人みたいなのに、ミドルネーム?実はハーフ?そうじゃなかったらふざけてるでしょ。

ごめんなさい最初はそう思いました…が!

このウルドに込められた意味を知ると、感動します。

「ウルド」は、全力でフィールドに入っていった証拠とも言えます。

詳しくは読んでみてください〜

全力でかませば、新しい発見ができるかもしれない。

バッタ研究の歴史が止まったままだということを知った。誰もやっていないなら、未熟な博士でも全力をかませば新しい発見ができるかもしれない。

本書pp.5-6より

このくだり、共感できすぎて序盤で付箋を貼りました。

自分も未熟な研究者として、全力をかましてどうにかしようとしている最中なので励まされた!

自分の幸せを噛みしめることの大切さ

「あなたが不満をもっているのなら、周りを見回してあなたが置かれている環境に感謝すべきだ。幸運にも私たちは必要以上にものをもっている。際限なく続く欲望に終止符を」

本書p.264より

モーリタニアに渡った著者がお世話になっている研究所の、所長の言葉です。

辛い時って、自分にないものばかりをみてしまいがちですが、それってきりがないですよね。

こういう時こそ、今自分が持っているものを見つめる必要があると思います。

なにもないように思えるかもしれないけど、決してそんなことはないと気づけたら、浮上への第一歩です。

謎言語の爆誕

純粋に面白かったシーンですが、筆者とドライバーのティジャニの間で、英語とフランス語のチャンポン言語が誕生するシーンが好きです。

2人の間でしか通じてないので言語というよりは暗号という方が適切な気はしますが、異言語間での意思疎通のために生まれる言語をピジン言語と呼びます。

筆者とティジャニの間で使われる「言葉」が、語形変化の単純化とか、一つの語が複数の意味を持つとか、ピジン言語の特徴を持ってて面白かったです。

とりあえず好きで続けているけど、これでいいのだろうか…?とふと思う時がある人、虫が好きな人、必読!

前に進む元気がもらえます!

あと、920円+税という良心的なお値段なのに、虫さんたちのカラーグラビア付き!

そのおかげで電車の中で読むときは、女の人が近くにいるときは特に気を使いましたが笑、それを差し引いても読む価値ありです!

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